11月14日、15日の2日間、6年生は鎌倉・箱根方面に修学旅行に行ってきました。スローガンは「小学生最後のクラスで 成長に生かし 最高の思い出を作ろう!」でした。このスローガンのとおり、児童たちの成長や、思い出に残る修学旅行にしたいという思いが感じられた充実した修学旅行となりました。
初日の出発は6時で、まだ暗い中での出発となりましたが、予定していた児童たちは遅刻なく全員集合することができました(保護者の皆さんに感謝です)。1日目は鎌倉の班別学習がメインでした。天気は曇り空で予報よりやや冷え込みましたが、まず大仏のある高徳院に到着し、記念写真を撮影後に班ごとに立てた計画にそって行動を開始しました。多くの班が長谷寺や佐助稲荷、銭新井弁天、鶴岡八幡宮などを見学し、お土産は小町通りと定番のコースを回りました。最後は江ノ電に乗って江の島駅まで行き、バスの駐車場に全部の班が時間内に到着することができました。話を聞くと、それぞれの班がいろいろとハプニングに見舞われたようですが、班長に配付した携帯電話で先生方と連絡をとったりしながら、何とか事故もなく班別行動を終えることができました。その後、箱根に移動し、宿となる箱根高原ホテルに到着しました。おいしい夕食や学校で準備してきたスタンツの披露、部屋での会話やトランプなど、楽しい夜を過ごしました。
2日目は朝から雨模様で心配しましたが、宿を出発することには小雨になり、大涌谷に到着する頃にはすっかり雨も上がり、ロープウェーからの景色はやや曇っていましたが、下りると迫力のある景色や山肌から立ち上る蒸気、硫黄のにおいも堪能することができました。名物の黒たまごを食べたりしながら、バスで海賊船クルーズに向かいました。天候によっては中止の可能性もありましたが、予定通り乗船できて、みんな芦ノ湖からの箱根の景色を楽しんだり、海賊船の中を探索したりと思い思いに過ごしました。最後の昼食はおいしい釜めしをいただき、帰路につきました。帰りの高速道路は思いのほかスムーズで予定が繰り上がり、迎えの保護者の皆様にも早めに来ていただくなどご協力をいただきました。
6年生は、これまで学年の先生方を中心に一貫して「感謝」の気持ちを忘れずに、という話をしてきました。保護者の皆様をはじめ、観光会社やバス会社の皆さん、ホテルの方々や困ったときに助けていただいた鎌倉・箱根の皆さんなどなど、多くの皆さんに支えられた修学旅行でした。改めて感謝申し上げます。児童たちの感想も「楽しかった」「思い出がたくさんできた」ということで、思い出に残る2日間になりました。6年生はこれからはいよいよ卒業に向けてのカウントダウンとなります。今回の経験を生かしてさらに充実した学校生活を送ってほしいと思います。